旅行に誘われたけど、行くのが不安になったことはありませんか?
人と長時間過ごすのに疲れたり、夜眠れなかったり…
旅行が苦手だと感じるHSPは珍しくありません。
「それでも旅行で楽しい思い出を作りたい!」
そうお考えのHSPにオススメなのが「負担の少ないゆっくりできる旅行」です。
そこで今回は
- HSPにとって旅行が苦手・不安だと感じる理由
- HSPが疲れない旅行の仕方
- HSPにオススメのゆっくりできる旅行先
について解説します。
HSPの気質を活かし、旅行を楽しめるようになりましょう♪
旅行が苦手なのはHSPが関係しているかも?
「旅行に行くと周りに気を遣って疲れる……」
「早くひとりで休みたい……」
そのように思ってしまう人は、感受性が強くて敏感な気質を持つHSPかもしれません。アメリカの心理学者アーロン氏によると、HSPの特徴は以下の4つです。
これらの特徴にあるように、繊細なHSPは旅行中の「刺激」の多さにストレスを感じやすい傾向があります。
>>【徹底解説】HSPとは?特徴・診断方法・発達障害との違いなど【繊細なあなたへ】|もこもこ (mokomoko-hsp.jp)
「自分がHSPかどうかわからない」方には、こちらのHSP診断がオススメです!
>>【5分でHSP診断】HSP気質か簡単セルフチェック!自分の繊細さがわかる
HSPが旅行が苦手、不安と感じるのはなぜ?
予定を細かく考えすぎて気疲れする
HSPはあらゆる事態に備えて予定を細かくシミュレーションし、行く前から疲れてしまいがち。
これはHSPの「思慮深く、深く考えてから行動する」という特徴に関係しています。
「電車に乗れなかったときの対処はどうしよう……」
「雨パターンのときはこうして……」
こんな風に旅行の計画を一通り深く考えて最悪パターンを想定してからでないと、不安で旅行できないHSPもいるのではないでしょうか。
乗り物の人混みが辛い
狭い乗り物で大勢の人が混みあっていると、HSPは落ち着けません。
人との距離が近い人混みは、周りの刺激をより敏感に受け取るため、とても疲れてしまいます。加えて、旅行は普段より移動時間が長めです。電車などが混んでた場合は長い時間我慢しなければなりません。
慣れない環境での刺激にグッタリしてしまう
HSPは旅行先の光や音などに強い刺激を感じ、疲れてしまうことがあります。
例えば、人気観光地での人の多さや人々の話す大きな声、季節によっては強い太陽の光も気になるかもしれませんね。
楽しさよりも刺激が勝ってしまうのが、旅行が苦手だと感じる大きな原因といえます。
旅行先で眠れず体調を崩すリスクがある
HSPは疲れを回復するためにたくさんの睡眠や休息を必要とします。
しかし、宿泊先の壁が薄かったりすると、隣のちょっとした音が気になってしまうのがHSP。物音や光に敏感に反応してしまい、いつものように眠れないことも…
うまく眠れないと、翌日の体調がすぐれず楽しめなくなってしまう可能性もあります。
>>HSPによく寝る人が多いのはなぜ?すっきり眠れる方法7選|もこもこ (mokomoko-hsp.jp)
どんなに仲が良い人でも一緒に長時間いると疲れる
旅行だと友達と共有する時間が長くなります。
しかし、やりたいことや行きたい場所が常に一致するとは限りません。意見が違ったり休みたくなったりしてもHSPは言い出しにくいため、疲れは溜まる一方です。
また、HSPは人の顔色や表情の変化についても、敏感に感じ取ります。
そのため、仲がいい友達であっても気を悪くさせてないか心配になり、気疲れしやすいのです。
ひとりで旅行するのが好きなHSPもいる
旅先にあるものに深く心が動かされやすい
感受性が高いHSPは、深く心を動かされる場面に出会いやすいという長所があります。
そのため、誰にも邪魔されずに旅先の空気感を深く味わいたいと考える人が多いです。
美しい自然の風景や、綺麗な波の動きなど……じっくり味わうことに喜びを感じるのです。
ひとりの時間を楽しめる
HSPは、旅先でもひとりで楽しみを見つけ、エネルギーを回復できます。
ひとりでの旅行は、同行者に気を遣う必要もありません。
日常の喧噪から離れ、刺激の少ない環境に身を置ければ良いリフレッシュになるでしょう。
HSPが疲れない旅行の仕方とは?
不安に感じることは事前にリサーチ
旅行をしたいけど不安を感じる場合は「何に不安を感じているのか」を具体的に考え、旅先で不安なことに関して調べておきましょう。
何が不安なのか分からないままでいると、旅行前から疲れてしまうおそれがあるからです。
例えば「宿泊先がどんなところなのか不安」な場合は「宿泊先のサービスはどのようなものか」などの口コミを調べるなどをし、不安を残したままにしないよう心がけましょう。
1日に予定を詰め込みすぎない
HSPは、時間に余裕を持たせたスケジュールを組むことをオススメします。
例えば、1日に1〜2箇所だけ行きたい場所を決めておき、後はその時の体調や疲労感にあわせて柔軟に対応できるようにしましょう。
HSPは行動し過ぎると刺激を受けて疲れてしまうので、自由時間の多いスケジュールの方が無理のない充実した旅行になりますよ♪
ゆっくり過ごせる場所を選ぶ
初めは、無理せずゆっくり過ごせる旅行先を選んでみてください。
HSPは、ゆっくりする時間の中でも充分楽しみを感じられるでしょう。
例えば、温泉でゆっくりできるご飯が美味しい宿や、疲れたらすぐ休めるようアクセスの良いホテルにするなど、宿泊先にこだわるのもいいですね。
ひとり旅をしてみる
ひとり旅は、自分のペースで行き先やタイムスケジュールを組み、好きな場所に行けます。予定を変更しても周りに気を遣うこともなく、疲れた時はゆっくりと過ごせます。
HSPにとって負担が少ない旅行ができるため、一度試してみるのもオススメです。
HSPにオススメの旅行先TOP5
旅行に行きたいけど、何かと心配の多いHSP。ここからは、そんなHSPが楽しめるとっておきの旅行先をご紹介します!
第1位 京都
堂々の1位は京都!
[フォロワーさんのオススメポイント]
- 奥ゆかしい景色を眺めたり、お寺を巡ったりすると心が静かに落ち着きます。
- 紅葉がすっごく綺麗で見応えがあります。
- 街並みが落ち着いていて忙しくないのがいいところです。
- 平日は休日に比べて人も少なく落ち着きます!
第2位 北海道
[フォロワーさんのオススメポイント]
- 食べ物が美味しく、自然にあふれていて、エネルギーチャージできます!
- 大自然の中にいると心から落ち着けて癒されます。
- 函館によく旅行してました。
- 海外の文化と日本の美しいものを掛け合わせたような素敵な土地です。
第3位 沖縄
[フォロワーさんのオススメポイント]
- のんびりした時間が流れていて癒されます。
- キレイな海や波の音に癒されます。
- 日本だけど日本じゃないかのような非日常感。
- 夏感を味わえます!
第4位 箱根(神奈川)
[フォロワーさんのオススメポイント]
- 都内から行きやすくて、自然が豊かで温泉に癒されます。
- 商店街にたくさんの路面店があって食べ歩きが楽しい!
- 箱根神社を歩くと心が癒されます……!
- 彫刻の森美術館や箱根ガラスの森美術館などゆったり過ごせます。
- 「はなをり」というホテルが大好きです♡
第5位 大分
[フォロワーさんのオススメポイント]
- 自然豊かな街並みや温泉でリフレッシュできます!
- 九重"夢"大吊橋など自然豊かで景色が美しいです!
- 自然に囲まれた老舗料亭でゆったりした時間を過ごせます。
- 別府は温泉があって、海沿いなので魚介も美味しいです!
まとめ:ゆったりとした旅を楽しもう!
HSPにとって、旅行は刺激の多さから疲れを伴うことは事実です。
しかし、非日常感をじっくりと深く楽しめる旅は心を豊かにしてくれます。疲れないためには、旅先での予定は詰めすぎず、ゆっくりできる場所を選ぶのがポイント。
今回の記事が「HSPが無理することなく旅行を楽しめるヒント」になれば嬉しいです。